Bluetoothドングルを使った無線通信実験(その2:HIDプロファイルの実装)やBluetoothスイッチ基板の製作で得た知見をベースに、Bluetoothのプロトコルスタック、HCI、L2CAP、SDP、HID Profileを実装した、Bluetoothドングルを使った無線式ゲームコントローラ(3軸+5ボタン)を作った。
仕様
- マイコンはPIC24FJ64GB002を使用
- 電源は、単4乾電池2本 または 1セル・リチュウムイオン蓄電池(チャージポンプICにて3.3Vに昇圧)
- 消費電流(動作時最大:54mA、スリープ時:0.53mA)
- HID Profileにて接続中は、LEDが1秒間隔で点滅。
- 未接続時あるいはスリープ時は、LEDが消灯。
- 30秒以上未接続の状態が続くと、スリープモードになる。
- 接続の状態で30秒以上ボタンを押さないと、スリープモードになる。
- スリープ状態でいずれかのボタンを押すと、スリープモードが解除される。
- すべてのボタンを同時に押すと初期化する。
- Left、Right、Centerボタンを同時に押すと、±1Gレンジになる。
- Up、Down、Centerボタンを同時に押すと、±2Gレンジ(規定値)になる。
- サイズ 95mmx72mm(USBドングルを除く)
- 総重量 75g~80g(本体 50g / リチュウムイオン蓄電池 25g / 単4乾電池2本パック 30g)
3軸加速度センサーKXM52搭載のセンサーモジュール(秋月電子)を使用した。
ペアリングするとWindows同梱のデバイスドライバが自動的にインストールされる。
ゲームパッドとして認識され、デバイスのプロパティ画面で動作確認できる。ボタンを押すと対応する赤い丸が点灯する。また、基板を傾けたり、振ったりするとX、Y、Zの値が変化する。
動作確認
無線式ゲームコントローラでYSフライトシミュレータ
2011年05月08日
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