Raspberry PiをWiFi H.264カメラ化して長時間録画

いまさら言うまでもありませんが、Raspberry Piは4000円ぐらいで買える、ARMアーキテクチャのSoCを搭載した小型基板です。

Raspberry PiはGPU(ハードウェア)でH.264のコーデックを持っているので、軽快に録画が可能です。録画の方法としてよくあるのは、次のよのような手段です。

でも、同じことをしても面白くない(?)ので、H.264で圧縮して無線で飛ばし、受信した側(PC)でデコードとファイル保存する方法を試してみました。要するに、市販されているWiFi H.264カメラと同じような機能にするというだけの話ですね。ただし、今回はONVIF仕様には対応しませんでした。

ステップ1

まずRaspberry Piを次の2つの方法により、H.264でエンコードしてRTSPストリームとして配信するサーバーを構築してみました。最終的に今回は、後者の方法を採用しました。

ステップ2

PC側にRTSPストリームを受信して録画できるソフトH264CamViewerを入れました。

H264CamViewer
https://groups.google.com/forum/#!topic/msako/M32ss7ZCKlw

結果

HD(1280x720)25fpsの映像をmp4ファイル(H.264ビデオコーデックのみ)に1時間録画して2.95 GBでした。

システム

かなり不恰好ですが、一応温度制御付き強制空冷です(^^;)

2016年02月28日